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マンション売上計上戸数が減少、減収減益/すてきナイスG15年3月期第1四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は8日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~6月30日)は、連結売上高502億2,200万円(前年同期比10.2%減)、営業損失11億7,400万円(前年同期:営業利益2,800万円)、経常損失12億4,200万円(同:経常損失1億3,900万円)、当期純損失10億8,600万円(同:当期純損失4億9,700万円)。

 建築資材事業では、取引先に「木材利用ポイント事業」「地域型住宅ブランド化事業」「住宅のゼロ・エネルギー課推進事業」などの事業提案を推進するほか、「低炭素住宅標準仕様書作成」などのサポートメニューの充実を図った。また、名古屋で住宅資材の総合展示会を開催し、住宅の耐震化やエネルギーなどの最新技術・リフォーム情報、国産木材の特長を生かした家づくりの提案等を行なった。その結果、売上高427億1,900万円(前年同期比1.5%減)、営業利益5億1,200万円(同43.7%減)となった。

 住宅事業では、マンション部門で横浜市・川崎市・仙台市等に販売地域を集中し、「免震構造」「強耐震構造」による商品供給に注力したが、マンション売上計上戸数は24戸(同83.2%減)にとどまり、売上高は12億1,900万円(同80.6%減)という結果に。一戸建住宅部門は企画型注文住宅「パワーホーム~Super High Quality & Good Price~」の供給と東北復興応援型住宅「フェニーチェホーム」の普及・販売活動を推進し、売上計上戸数は37戸(同変動なし)で、売上高は11億9,200万円(同23.7%増)を計上した。その結果、事業全体では売上高57億1,600万円(同47.5%減)、営業損失は11億1,000万円(前年同期:営業損失2億8,900万円)となった。

 通期では、連結売上高2,670億円、営業利益28億5,000万円、経常利益19億円、当期純利益11億円を見込む。



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