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ブランド力向上で1,000店舗目指す/センチュリー21・ジャパン

「加盟店は家族のような結びつきを武器に業界を生き抜いていこう」等と話す猪熊社長

 (株)センチュリー21・ジャパンは8日、青山ダイヤモンドホール(東京都港区)にて秋の戦略会議を開催した。

 同社専務取締役の杉江康次氏が2014年上半期の概況について説明。同期の全国の手数料売上額は前年比で、4%増を達成し、首都圏では東京都と神奈川県、関西圏と中部圏がけん引する結果となった。4月の消費税増税の影響をみると、1~3月は同11.1%増と増加したものの、4~6月は同3.2%減となっており、駆け込みの影響がみられた。
 また、既存店に限定して手数料が前年比アップした店の比率をみると、全国で48.4%が上昇していることがわかった。

 下期は同社の30周年を活用した営業活動として、バッジやフラッグ等の制作物や30周年感謝フェア、知名度アップを目的とした「センチュリー21 レディスゴルフトーナメント」等を展開。また、顧客の目線に立った営業活動や「Reborn21」や「住まいる保証21」といったサービスを活用することで、物元となるための施策等に注力していく。
 さらに営業社員へのサポートとして成功加盟店との情報交換・交流、マナー研修などを実施していく。

 6月に代表取締役社長に就任した猪熊茂男氏は「“感謝”と“継続”を経営信条としている。センチュリー21は助け合いの精神があるフランチャイズ。ブランド力の強化と本部体制の強化、地連活動のサポート等を通して、早期に1,000店舗を実現させたい」と話した。


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