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「アパホテル<東日本橋駅前>」を開業/アパホテル

「アパホテル<東日本橋>」外観

 アパホテル(株)は12日、「アパホテル<東日本橋駅前>」(東京都中央区、客室数219室)を開業した。

 2010年4月に始動した中期5ヵ年計画「SUMMIT5」における都心新築ホテル開業第22弾。都営浅草線「東日本橋」駅より徒歩1分、都営新宿線「馬喰横山」駅、JR「馬喰町」駅より徒歩3分。鉄骨造地上14階建て。

 外観は、黒色のタイルを基調にゴールド色のポイントタイルを整列配置。正面基壇部には、ゴールド色の大型パネルを施した。1階には「カフェ&バー プロント東日本橋店」が出店し、宿泊者を対象に和洋食等の朝食も提供する。

 全客室には40型以上の大型液晶パネルを設置し、幅1,400mmの同社オリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」、3Dメッシュ枕、ナイトガウンを採用。また、ホテル館内外の照明をLED化、通常の浴槽に比べて約20%の節水が可能な「アパホテルオリジナルユニットバス」、電気使用量を削減できるガスヒートポンプエアコンや、ガスコージェネレーションシステムを導入するなど環境にも配慮した。

 同日会見したアパグループ代表の元谷 外志雄氏は「この5ヵ年計画も終盤に差し掛かり、追い込みの時期に来ている。最終的にはおそらく目標値をオーバーして達成できるだろう。今後はいかに顧客の囲い込みをしていくかが大事。次なる頂上戦略ではホテル客室10万室を目標に、東京から日本全国へ、さらには海外にも進出していきたい」などと抱負を述べた。


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