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首都圏マンション発売戸数、6ヵ月連続減/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は12日、2014年7月の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の発売は4,222戸(前年同月比20.4%減)と、6ヵ月連続の前年同月割れとなった。月間契約率は83.7%(同2.1ポイント上昇)、前月比でも7.1ポイントの上昇。 

 1戸当たりの平均価格は5,532万円(同7.9%増)、1平方メートル当たりの単価は77万1,000円(同6.1%増)となった。

 即日完売物件は、「ベイズ タワー&ガーデン(新豊洲)」1期1次300戸(東京都江東区、平均1.13倍、最高10倍)、「プラウドタワー立川」1期230戸(東京都立川市、平均1.22倍、最高5倍)、「ひばりが丘フィールズ1番街」144戸(東京都東久留米市、平均1.13倍、最高4倍)など10物件755戸。

 20階以上の超高層物件は18物件1,533戸(同1.8%減)、契約率は93.5%となった。7月末時点の販売在庫数は3,584戸で、前月末に比べて134戸減少した。

 なお、8月の販売戸数は2,500戸を見込んでいる。


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