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HEMS導入マンション入居者の「HEMS」認知度は64%/三井不動産レジデンシャル調査

 三井不動産レジデンシャル(株)は12日、同社が分譲した「パークタワー西新宿エムズポート」(総戸数179戸、2013年12月竣工)の居住者を対象に実施したHEMS利用状況調査の結果を発表した。調査実施期間は5月9~27日、58名から回答を得た。

 「HEMS」の意味を知っているかについては、37人(64%)が「知っている」と回答。「HEMS」が部屋単位や家電単位の電力消費量を測定・表示できることについても、47人(81%)が「知っている」と回答した。

 「HEMS」を使用して満足している理由については、「家電を使用したときの電力が気になるときに確認できる」「電気料金への意識付けになる」などが挙げられた。一方で、不満足の理由として、「使い方が分からない」「マニュアルや入居後のサポートが必要」などの意見も見られた。

 今後「HEMS」に期待する機能については、「お得な電気料金プランの提案」が76%でトップとなり、その他「水道やガスも含めたエネルギー消費の見える化」(66%)、「家電ごとの電気代」(64%)、「防犯などのセキュリティ」(60%)などが上位となった。


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