日本商業開発(株)は12日、「JINUSHIビジネス」に関する資金調達方法として、(株)三菱東京UFJ銀行と相対型のリボルビング・クレジット・ファシリティ(コミットメントライン)契約を締結した。
リボルビング・クレジット・ファシリティ契約とは、貸付人である金融機関が手数料を徴求することによって、借入人のために一定の期間、一定の融資極度額を設定し、その範囲内であれば借入人は借り入れを行なう権利を取得し、貸付人は貸し付けを行なう義務を負担する契約。
今回の契約締結は、不動産市場の成熟に伴う物件取得の競合状況にあっても、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保することが目的。
極度期間は1年間。借入極度額は総額50億円。使途は「JINUSHIビジネス」を基にした不動産投資事業に係る物件の取得資金およびそれに付随する費用。
なお、借入実行後、不動産投資事業プロジェクトの進捗状況に応じて、3段階のフェーズを設定し、段階に応じて金利が見直される仕組み。これによりタイムリーな調達手段が可能となり、またプロジェクトが進捗することにより、資金調達コストは低減し、その借入期間は最長7年間となる予定。