（株）ラ･アトレはこのほど、再生不動産販売部門を拡大していくと発表。六本木におけるオフィスビルの買取再販事業を他の事業会社と共同で手掛けると発表した。
リーマン･ショック後、縮小していた業務の拡大を図っており、再生不動産販売部門におけるインベストメントプロジェクト業務も再開。六本木プロジェクトもその一環となる。
同業務は、首都圏のレンタルオフィスビル、企業所有の社宅、賃貸レジデンシャル等を対象に1棟単位で購入した上で収益性を高めるための詳細なデューデリジェンスを実施。建物管理等に関するコストマネジメントを行ないながら、同時にコンバージョンやリニューアルをすることによって、収益力のアップおよびキャッシュ・フローの改善を図り、その後投資家等に売却するもの。
六本木プロジェクトでは、ミッドタウンの隣接エリアに位置する築年数の経過した複数のオフィスビルを取得し、建物のバリューアップを図ったのち売却していく。対象は合計約1,000平方メートル、1970～80年代に建てられた鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造のオフィスビル。
なお、プロジェクト完了時期などは未定。