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CRE提案切り口に8物件を取得、1口当たり分配金は1万6,617円/IIF14年6月期決算

 産業ファンド投資法人(IIF)は18日、2014年6月期決算を発表した。

 当期(14年1月1日~6月30日)の営業収益は65億7,600万円(前期比8.9%増)、営業利益36億4,000万円(同10.0%増)、経常利益27億3,300万円(同8.9%増)、当期純利益27億5,000万円(同9.6%増)。1口当たり分配金は1万6,617円(同574円増)。

 当期は、CRE提案を切り口とした物件ソーシング活動を継続し、合計8物件(取得価格合計166億400万円)を取得。2月7日には「IIF川崎サイエンスセンター」(土地)を、5月の建物竣工に伴い同センター(建物、取得価格16億4,100万円)を取得した。期末時点の保有資産は、物流施設23物件、工場・研究開発施設6物件、インフラ施設7物件。取得価格の合計は1,820億8,900万円、平均稼働率は98.8%となった。
 
 次期は、営業収益67億9,800万円、営業利益36億9,600万円、経常利益27億9,000万円、当期純利益27億8,900万円、1口当たり分配金は1万6,850円を見込む。


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