(株)インテリックスは19日、リノベーションマンションの購入動機に関する購入者アンケートの分析結果を公表した。2006年8月~14年3月に同社のリノベーションマンション「リノヴェックスマンション」を購入した顧客が対象、有効回答数は1,063件。
全世代を通して最も多かった回答は「賃貸より有利」で、全体の48.0%を占めた。次いで、「もっと広く」39.4%、「金利・住宅価格が安く買い時だと思った」35.2%と続いた。
世代別に傾向をみると、「賃貸より有利」という回答は、20歳代62.0%、30歳代54.7%、40歳代45.7%、50歳代40.0%、60歳以上23.6%と若年層ほど高くなった。また若年層ほど、金利や住宅価格を含めた経済的な動機を挙げる割合が高い傾向がみられた。一方で、高年齢層になると「老後のため」「生活に便利」「駅近」など、利便性を重視する傾向が顕著だった。
同社では「中古マンションのコストパフォーマンスの良さが若い世代のニーズに適い、同エリアでも新築よりも手頃な価格で購入できることが高年齢層の動機に合致している」とする。