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JREITの資産規模12兆円を突破/東急不動産調査

 東急不動産(株)は20日、第27回「TOREIT四半期報告」(2014年7月)を発表した。JREIT上場投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析している。

 2014年6月末時点のJREIT資産規模は、物件数2,710件(前期比73件増)。資産総額は取得金額ベースで12兆1,174億円(同2.5%増)、鑑定評価額ベースで11兆7,448億円(同3.2%増)となった。

 期中の取得物件数は88件(同14件減)、取得金額3,328億円(同23.1%減)。売却物件数は15件(同6件増)、売却金額296億円(同2.4%減)。取得時鑑定キャップレートは平均5.5%(同0.3ポイント上昇)。

 また、運用時NOI利回りは平均5.5%(同増減なし)。鑑定キャップレートは半年で全物件平均8.2bp(ベーシスポイント)低下した。


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