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耐震性と自由度高めた木造住宅の新構法開発/積水ハウス

「モデラーレ」の外観は3タイプ(写真は和タイプ)

 積水ハウス(株)は25日、木造住宅の新構法「ハイブリッドS-MJ」を開発、木造住宅「シャーウッド」の全商品に導入していくと発表した。

 合板の二重貼りや高耐力接合金物等の技術により、在来工法の4倍の強度を持つ耐力壁「ツインSPウォール」を開発。モノコック構造とラーメン構造の性能を併せ持った住宅初のシステムとして導入するもの。木材と鉄を一体化して構造材として使用する「ハイブリッドSR梁」を採用し、耐震性能を維持しながら、設計自由度を大幅に向上することを可能とした。

 同構法の開発に合わせ、シャーウッドの新商品「モデラーレ(modellare)」の販売を開始した。高い設計自由度とブランドビジョン“SLOW&SMART”に基づく先進の技術を生かした「内装」「収納」「外装」の3要素でさまざまなライフスタイルを実現していく。また、小屋裏収納拡大システムも新たに開発、小屋裏の気積を拡大する。

 販売価格は1平方メートル当たり61万円から。1ヵ月当たり150棟の販売を見込んでいる。


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