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約6.6haの「虎ノ門駅南地区」を街並み再生地区に/東京都

 東京都は27日、「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」の街区再編まちづくり制度に基づき、約6.6haの「虎ノ門駅南地区」を街並み再生地区に指定。まちづくりのガイドラインである街並み再生方針を定めた。

 街区再編まちづくり制度とは、密集市街地などまちづくりのさまざまな課題を抱える地域において、地域の実情に即した規制緩和を行なうことにより、小規模な共同建て替え等のまちづくりを段階的に進め、魅力ある街並みの実現を図る都独自の制度。

 街並み再生方針では、老朽化した建築物の更新の機会を捉え、細分化した敷地の集約化と幅員の狭い道路の再編を一体的に実施すると決定。安全・安心なまちの実現と、新たな緑の軸の形成を図りながら、魅力と活力のある緑豊かなまちづくりを推進していく。
 また、街並み再生を誘導するため、まちづくりに寄与するさまざまな取り組みに対し容積率を緩和。広場状や歩道状の空地の確保や、「にぎわい施設」の導入、防災備蓄倉庫等の自主防災施設の整備などを実施する。


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