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埼玉・日高で大型マルチテナント型物流施設を着工/GLP

「GLP狭山日高I」の完成イメージ

 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)は3日、マルチテナント型物流施設「GLP狭山日高I」(埼玉県日高市)を起工した。GLPとカナダの公的年金運用機関であるCPPIBが折半出資して立ち上げた合弁事業の、日本での7件目のプロジェクト。

 同施設は、圏央道と国道16号線の結節点に立地しており、近隣へのエリア配送と首都圏全体への広域配送の両方に対応できる点がメリット。狭山日高ICに隣接し、関越道の川越ICからも約10kmと近い。

 敷地面積は約2万000平方メートル、建物は地上4階建て、延床面積約4万3,000平方メートル。1、2階には大型車両が乗り入れられる車路を整備しているほか、多様な分割プランに対応。免震構造の採用やバックアップ電源の確保など、入居企業のBCP対策も行なった。全館LED照明の採用など、環境にも配慮している。

 竣工は2015年12月の予定。

 なお来春には近接地に「GLP狭山日高II」の着工を予定しており、合計の延床面積は約12万7,000平方メートルになる。


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