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ベルギー最大級の木造複合老人ホームの施工を受注/ナイス

建設地の写真。湖上跡地に計画されており、歴史と景観に沿った外観とする予定

 すてきナイスグループ(株)の現地法人ステキヨーロッパ(ベルギー・ブリュッセル、社長:鈴木 淳氏)はこのほど、ベルギー最大級となる超大規模複合老人ホームを受注した。

 同プロジェクトでは、約1万1,000平方メートルの敷地面積に、100人の要介護高齢者が利用できる50室の老人ホーム(1~2人部屋)と16室の一般用賃貸住宅(2~3LDK)からなる建物を建設する。木造4階建て、延床面積は約7,000平方メートル。

 構造躯体には、同社グループオリジナルの木造軸組金物工法「パワービルド工法(海外ブランド名称:SUTEKI WOOD SYSTEM)」を採用する。

 2012年2月のベルギー国際住宅展示会「BATIBOUW」に、施主であるフランソワ・マリエ氏とジャンルイ・マリエ氏が来場し、同工法の自然素材の優しさや、日本の伝統構法が持つ設計の自由度などが評価されたことから、今回の受注に至ったもの。

 建設にあたっては、施主が建設会社「LEAUCOURT CREATION SPRL(リークール・クリエーション(有))」を立ち上げ、全体計画の企画から建物やランドスケープの設計等を行なう。ステキヨーロッパは、ベルギーの建築法規に適合した構造計算や、設計図に基づくプレカット構造図面の作成などを担当する。


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