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性能訴求を柱に販売強化も減収減益/サーラ住宅14年10月期第3四半期決算

 サーラ住宅(株)は9日、2014年10月期第3四半期決算を発表した。

 当期(13年11月1日~14年7月31日)の連結売上高は237億円(前年同期比1.1%減)、営業利益は6億7,600万円(同18.7%減)、経常利益は7億1,400万円(同18.5%減)、当期純利益は3億6,700万円(同29.1%減)。厳しい受注環境の影響から減収減益に。

 住宅事業では、「乾燥無垢ひのき」「高耐侯シリーズ」等の付加価値を高めるアイテムを中心に性能訴求を柱とした販売強化に注力。分譲面では、名古屋市を中心とした利便性の高い都市型の高品質物件等、新たなコンセプトによる高付加価値商品の販売強化に努めた。
 住宅部材加工・販売事業においては、新規顧客開拓を加速させるとともに、既存顧客への商材提案強化、複合的な商材・サービスの開発に取り組んだ。また、仕入コストの低減などに取り組み収益性の向上にも努めた。

 通期については、売上高331億円、営業利益10億7,000万円、経常利益10億9,000万円、当期純利益6億円を見込んでいる。


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