大和ハウス工業(株)は12日、超高齢社会におけるアクティブシニアの真のニーズを考えるプロジェクト「充実ネクストライフサポートプロジェクト」を発足すると発表した。
日本は高齢化が進む一方で、現在の高齢者の約8割以上が“元気な高齢者”であり、こうした人々が“どう幸せに生きるか”ということと向き合う必要があるとの考えから同社では、“人とのつながり”をテーマにプロジェクトを展開していく。
具体的には、同社グループ135社で横断的な事業・サービスを提供。ここで得たニーズ、アイディアを高齢化や建物の老朽化等、問題を抱える団地の再生等に活用していく。
第1弾として9月16~19日に、同社とグループ会社の大和リゾート(株)、スポーツクラブNAS(株)、(株)伸和エージェンシーが連携し、「滞在型研修プログラム」を実施。「那須高原りんどう湖ロイヤルホテル」を会場に、現地でしかできない体験や地域住民との交流、NAS専属のインストラクターによる健康指導等を行ない、参加者同士のコミュニケーションを深めてもらう。
同社では今後、「滞在型研修プログラム」を全国で展開していく考え。