東急リアル・エステート投資法人(TRI)は12日、2014年7月期決算を発表した。
当期(14年2月1日~7月31日)は営業収益73億200万円(前期比0.1%減)、営業利益32億2,500万円(同2.9%減)、経常利益24億6,200万円(同1.8%減)、当期純利益24億6,100万円(同1.8%減)。1口当たり分配金は2,517円(同1万306円減)。分配金の大幅減は、2月1日に実施した投資口の分割(1口を5口)によるもの。
当期は新規物件取得はなく、期末時点のポートフォリオは全30物件、取得価額合計は2,296億2,200万円となった。期末の既存物件ポートフォリオの平均賃料単価は前期末比で0.35%の上昇となった。また空室率は2.1%と前期末から0.3ポイント悪化した。
次期については、営業収益75億1,100万円、営業利益33億2,500万円、経常利益25億6,900万円、当期純利益25億6,600万円、1口当たり分配金2,500円を見込んでいる。