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丸ビル最上階を小規模・高付加価値オフィスにリニューアル/三菱地所

事務所エリア
共用のラウンジ

 三菱地所(株)は、同社の旗艦物件である「丸の内ビルディング」のオフィスフロア最上階(34階)をリニューアル、ハイグレードオフィス「The Premier Floor Marunouchi(ザ・プレミアフロア丸の内)」としてオープンした。

 「The Premier Floor Marunouchi」は、フロアの価値を最大化させることを目的に、日本に進出してくる優良なグローバル企業や成長の著しいベンチャー企業に、オフィス面積よりも最上級の立地やサービスを提供することを目指したオフィスとして企画した。
 
 フロア面積は約692坪。従来1フロアだったところを11区画(35~103坪)に分割。バイリンガル対応のコンシェルジュが常駐するレセプションサービスや、ホテルのようなグレード感のあるラウンジスペース、プロジェクター等を設置した会議室6室を用意。小規模ながら、付加価値の高いサービスを提供する。
 
 また、同社が推進する国内外の成長企業の誘致および事業開発支援を行なう「EGG JAPAN」とも連携し、2社が増床移転する。これらを含め、現時点で9割の入居が決定している。

 7日に開いたプレス内覧会で挨拶した同社常務執行役員ビル営業部担当の湯浅哲生氏は「優良な中小規模の企業を囲い込むことで、“成長し続ける丸の内”としてともに連携・成長したい。有楽町や大手町などのエリアでも展開していきたい」と抱負を述べた。


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