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会員企業の「提案」「気付き」から生まれた成功事例等を共有/日管協レディース委員会

女性の「提案」「気付き」から生まれた成功事例をグループごとにディスカッション。最後に代表者が発表して情報を共有した
「今日学んだことを会社に持ち帰って共有し、知識のレベルアップを図っていただきたい」と挨拶した北澤レディース委員長

 (公財)日本賃貸住宅管理協会レディース委員会(委員長:北澤艶子氏)は7日、「先進企業ベンチマーキング&レディース委員会情報交換会」を実施した。

 先進企業ベンチマーキングの事例として、(株)ハウスメイトパートナーズ東東京支店支店長の谷 尚子氏が、生活者目線で考えた「選ばれる部屋づくり」のノウハウを紹介。賃貸住宅ユーザーの個性重視の傾向について述べ、リフォームにコストを掛けられないオーナーの事情に合わせたローコストリフォームプラン「rashiku」について説明した。谷氏は、「賃貸住宅の空室問題は深刻だが、同じ業界で働く女性の皆さんと協力し、全員の知恵を集めれば、魅力的な物件が増えるはず。女性パワーで業界を盛り上げていきましょう」などと話した。

 引き続き、レディース委員会情報交換会を実施。全国から集まった会員企業が、女性の「提案」「気付き」から生まれた成功事例を発表した。「女性目線」を活かしたリフォーム事例や、空室案内時における女性ならではの気付きを取り入れた工夫による成功例を、グループごとにディスカッション。会員間で情報を共有した。

 冒頭で挨拶した北澤レディース委員長は、「本日は全国から42名もの皆さんにお集まりいただき大変嬉しい。今日学んだことを会社に持ち帰って共有し、知識のレベルアップを図っていただきたい」などと話した。


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