(株)ファーストロジックは9日、2014年9月期の「投資用不動産の市場動向調査」結果を発表した。9月中に、同社が運営する不動産投資サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件の取引状況を調査したもの。
投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが9.90%(前月比0.08ポイント減)。問い合わせ物件の表面利回りも、11.63%(同0.30ポイント減)と下落した。新規掲載物件の価格は6,523万円(同317万円増)、問い合わせ物件の価格は5,710万円(同328万円増)と、いずれも上昇した。
投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りが8.60%(同0.25ポイント減)、問い合わせ物件の表面利回りが9.83%(同0.49ポイント減)といずれも下落。一方、物件価格は、新規掲載物件が2億5万円(同1,027万円増)、問い合わせ物件が1億8,705万円(同1,976万円増)と、いずれも上昇した。
投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りが8.80%(同0.03ポイント増)と上昇。問い合わせ物件の表面利回りは、10.90%(同0.20ポイント減)と下落した。物件価格は、新規掲載物件が1,255万円(同15万円増)と上昇。問い合わせ物件は998万円(同7万円減)と、わずかに下落した。