国土交通省は10日、2014年8月の「建設工事受注動態統計調査報告」を公表した。
同月の建設工事受注高は、6兆1,135億円(前年同月比4.4%減)と9ヵ月ぶりに減少した。うち、元請受注高は4兆1,726億円(同6.3%減)、下請受注高は1兆9,409億円(同0.1%増)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆4,897億円(同0.5%増)と、新しい推計方法を開始した13年4月以降17ヵ月連続で増加となった。民間等からの受注高は2兆6,829億円(同9.7%減)で5ヵ月ぶりに減少。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、1兆3,974億円(同0.9%減)。うち国の機関からの受注は4,471億円(同2.6%減)、地方の機関からの受注は9,503億円(同0.1%減)だった。
民間等からの建築工事・建設設備工事(1件5億以上)の受注工事額は4,605億円(同22.0%減)となった。