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学術フォーラム「巨大災害から生命と国土を護る」開催/日本学術会議

 日本学術会議は11月29日、「東日本大震災・阪神淡路大震災等の経験を国際的にどう活かすか」と題した、第10回学術フォーラム「巨大災害から生命と国土を護る」を開催する。

 2015年3月に仙台市で開催する国連防災世界会議や、同年11月京都市での世界工学会議に先立ち開催するもの。
 国の防災や減災に関連する諸学会および社会経済や医学等の幅広い分野の学者が集い、彼らによる知見をもって、世界の防災や減災にどう生かしていくかを、分野の壁を越え議論する。

 日本学術会議の国際活動や災害に強い国土と環境など5テーマの講演会を開催。パネルディスカッションでは、「大震災の経験を国際的にどう活かすか」をテーマに、環境システム計測制御学会会長の清水芳久氏らによる「技術面」を中心とした議論を前半に行ない、後半では「社会面」を中心の議論を、日本建築学会会長の吉野 博氏や、日本都市計画学会会長の中井検裕氏らで行なう。コーディネーターは日本学術会議連携会員であり、慶応義塾大学特任教授の米田雅子氏。

 時間は10時~17時30分。会場は、日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)。定員は340名(先着順)。入場無料。詳細および参加申し込みは日本学術会議ホームページを参照のこと。


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