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東京・大手町の緑地空間が「国土交通大臣賞」を受賞/東京建物

国土交通大臣賞を受賞した「大手町の森」

 東京建物(株)は29日、第30回都市公園コンクール(主催:(一社)日本公園緑地協会)において、「大手町の森」(東京都千代田区)が最高位の「国土交通大臣賞(企画・独創部門)」を受賞したと発表した。

 同コンクールは、都市公園の設計、施工、材料・工法・施設、管理運営、企画・独創について表彰するもの。都市公園の設計、施工および管理運営等の技術水準の向上、新たな時代の都市公園の創造に寄与することを目的に、年に1回開催されている。

 「大手町の森」は、複合施設「大手町タワー」(2014年4月全体竣工)に、「都市を再生しながら自然を再生する」という開発コンセプトを具現化すべく創出された広大な緑地空間。規模は、敷地面積全体(1万1,037.84平方メートル)の約3分の1に相当する、約3,600平方メートルに及ぶ。

 従来の人工的な広場整備とは一線を画し、野生を併せ持つ自然の森をパブリックスペースとして整備したこと、都市の森としてアメニティを創出し、ヒートアイランド現象を緩和するなど、さまざまな価値を有した大手町地区の新しい公共空間であることなどが評価され、受賞に至った。


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