フジ住宅(株)は10月31日、2015年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~9月30日)は連結売上高351億5,400万円(前年同期比11.4%減)、営業利益14億9,800万円(同44.8%減)、経常利益14億7,900万円(同45.2%減)、当期純利益9億7,300万円(同35.9%減)。
主力の分譲住宅は、自由設計住宅の受注戸数が298戸(同11戸減)、分譲マンション契約戸数160戸(同109戸減)となった。消費増税に伴う駆け込みの反動減が主な要因としている。引き渡しについても自由設計住宅246戸(同79戸減)、分譲マンション93戸(同131戸減)にとどまったことから、セグメント売上高119億1,000万円(同36.2%減)、セグメント利益5億5,400万円(同72.4%減)となった。
住宅流通については、中古住宅の成約戸数が前年同期よりも25戸増加。一方で、中古の引き渡しは同16戸増加したものの、新築建売住宅の引き渡しが同36戸減ったことから、セグメント売上高124億5,900万円(同0.9%増)、セグメント利益3億3,200万円(同14.7%減)と増収減益となった。
なお通期業績については連結売上高800億円、営業利益44億円、経常利益43億円、当期純利益28億円を見込む。