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不動産事業、資産取得が奏功し減収増益/東武鉄道15年3月期第2四半期決算

 東武鉄道(株)は10月31日、2015年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~9月30日)は、連結営業収益2,836億100万円(前年同期比1.3%増)、営業利益239億4,900万円(同11.5%減)、経常利益209億1,600万円(同17.1%減)、当期純利益157億3,300万円(同0.2%減)であった。

 不動産事業セグメントでは、東京スカイツリータウンの来場者が1億人を突破。その他高架下への店舗新設や、野田市における分譲マンション・分譲戸建の販売を実施。事業全体としてはリニューアル工事に伴う駅ビル「新越谷ヴァリエ」の一部休業などにより営業収益254億5,500万円(同0.3%減)にとどまったが、賃借していた池袋駅ビル等の資産取得に伴う賃借料の減少により、営業利益は32億2,800万円(同31.7%増)と伸長した。

 通期は、営業収益5,900億円、営業利益500億円、経常利益430億円、当期純利益290億円を見込む。


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