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SPCの連結化等で大幅増収増益/東京建物14年12月期第3四半期決算

 東京建物(株)は7日、2014年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(14年1月1日~9月30日)の連結売上高は1,760億3,100万円(前年同期比25.5%増)、営業利益232億8,300万円(同75.4%増)、経常利益124億500万円(同67.1%増)、当期純利益826億2,900万円(同852.9%増)。最終利益の大幅増は、期中連結子会社化したSPCが一部資産を譲渡したことによる、固定資産売却益等を特別利益計上したため。

 主力のビル等事業は、前期にSPCが保有する「大手町タワー」(東京都千代田区)を保有するSPCの連結化、販売用不動産の売却等で、営業収益は874億6,400万円(同112.7%増)、営業利益は226億6,900万円(同81.9%増)となった。

 住宅事業は、分譲マンション931戸(同72戸減)を計上。マンション管理受託戸数は4万9,998戸(同4,778戸増)と増え、営業収益は614億1,800万円(同11.9%減)、営業利益は30億6,500万円(同8.6%増)と減収増益となった。

 なお通期については、連結売上高2,300億円、営業利益280億円、経常利益130億円、当期純利益800億円を見込んでいる。


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