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東京と千葉の団地で「健康寿命サポート住戸」の先行住戸の入居者を募集/UR都市機構

「健康寿命サポート住宅」イメージ

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は14~16日の期間、高齢者の健康寿命の延伸をサポートする「健康寿命サポート住宅」の先行住戸の募集を開始する。

 高齢者が安全に住み続けるため、ケガをしにくい・させない住宅とすることで、「自立→虚弱・要支援→要介護」といった高齢者の心身状況の変化の段階において、段階の移行を遅らせ、健康寿命の延伸のサポートを目指したもの。玄関にはゆっくり閉まるドアや人感センサー付き照明、浴室にはまたぎ高さを抑えた浴槽や3ヵ所の手すり、トイレには段差の少ない出入口やドアノブのレバーハンドル化などさまざまな工夫を採用している。

 併せて、今回の先行住戸募集では、段差・浴室・手すりなどの改修内容について、来場者や入居者の意見を収集。2015年3月をめどに意見内容を整理し、今後の住宅に反映する。

 今回募集する団地は「豊島五丁目団地」(東京都北区)、「千葉幸町」(千葉市美浜区)の2ヵ所。
 「豊島五丁目団地」は、JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子」駅よりバス10分徒歩1分に立地。間取りは2DKで、専有面積は49平方メートル。月額家賃は7万4,600~7万5,400円。募集戸数は4戸。
 「千葉幸町」は、京成千葉線「みどり台」駅より徒歩10分に立地。間取りは2DKで、専有面積は40・41・45平方メートル。月額家賃は4万9,500~5万1,100円。募集戸数は3戸。


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