(株)メッセージは10日、2015年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~9月30日)は、連結営業収入392億8,100万円(前年同期比7.9%増)、営業利益35億2,400万円(同12.3%増)、経常利益33億5,500万円(同9.9%増)、当期純利益19億600万円(同12.1%増)。
主力のアミーユ事業(介護付有料老人ホーム事業)は、既存施設の稼働率が引き続き良好で、期末時点の稼働率96.3%を維持した。ただ、1施設を売却したこと等で、営業収入は183億5,300万円(同0.7%増)、セグメント利益は26億1,900万円(同7.9%減)にとどまった。
地域包括ケア事業は、「Cアミーユ」(サ付き住宅)11施設を新たに開設。開設後1年を経過した既存物件の入居率は88.2%と高水準を維持し、営業収入は増加したが、新規開設関連支出の増加もあり、営業収入は189億100万円(同14.3%増)、セグメント損失は8,500万円(前年同期:セグメント損失5億4,200万円)となった。
なお通期については、連結営業収入800億円、営業利益80億円、経常利益75億円、当期純利益41億円を見込む。