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川崎市内の3小学校で9月に環境教育授業を実施/三井不動産グループ

「&EARTH 教室」の様子

 三井不動産(株)と三井不動産レジデンシャル(株)は18日、同社グループ、東芝、川崎市の3者連携で、再生可能エネルギーへの理解・促進を進めるグリーンパワープロジェクトの一環として、9月に川崎市内の3小学校で環境教育プログラム「&EARTH 教室」を実施したと発表した。

 「&EARTH教室」は、同社グループ、NPO法人BeGoodCafe、大学生環境ボランティアスタッフの3者協働で行なう環境教育プログラム。紙芝居やスライドを用い、クイズやプレゼンテーションなどの体験・発表を取り入れながら環境について学ぶ。

 実施した小学校は、9月2日に小倉小学校(川崎市幸区、5年生・4クラス)、9月17 日に宮内小学校(川崎市中原区、5年生・4クラス)、9月26日に下河原小学校(川崎市中原区、5年生・2クラス)。授業時間45分、3校とも同内容で、今回は川崎市の取り組みに合わせプログラムをカスタマイズした。

 当日は、大学生環境ボランティアスタッフがスライドを使いながら、川崎市の再生可能エネルギーに関するクイズを実施したほか、再生可能エネルギーについてまとめた「グリーンパワーペーパー」を配布。また、各クラスに1 冊ずつ「グリーンパワーブック」をプレゼントし、エコに対する暮らし方を伝えるとともに、地域でのエコに対する身近な取り組みを理解してもらうきっかけづくりを行なった。

 参加した小学生からは、「長く使えるものを大切に使って輸送にかかる二酸化炭素を減らして地球温暖化を防ごうと思います」「クイズゲームで楽しくエコについて勉強できました。これからは水を出したままにしないことや使っていない電化製品のコンセントを抜いたりする習慣をつけて、地球温暖化を防ぎたいです」などの声が挙がった。

 「&EARTH 教室」は現在、首都圏の小学校・同社グループの商業施設・マンションの販売センターを中心に活動を行なっており、これまで62回開催してきた(14年11月現在)。今年度は東京都江東区、港区、千葉県柏市での小学校での開催を予定するほか、12月に開催される「エコプロダクツ展2014」にも出展する予定。なお、今年度の開催募集については好評につき受付は終了している。


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