ミサワホーム（株）グループの（株）マザアスは2日、設計監理を手掛けた複合型介護福祉施設「carna（カルナ）五反田」（東京都品川区）の竣工を発表した。
建物は、鉄筋コンクリート造地上9階建て。延床面積2984.99平方メートル。面積が限定される都市型の高齢者住宅として、一つの建物内でサービス付き高齢者向け住宅（全21戸、7～9階）、在宅療養支援診療所、訪問介護、訪問看護、居宅介護支援事業所、小規模多機能型居宅介護、認知症グループホームの計7事業を展開する、新しい取り組み。
複数施設を展開することで、サービス付き高齢者向け住宅の入居者が将来、認知症グループホームに住み替えるなどの利用も想定。診療所や介護サービス事業所を併設することで、施設入居者以外にも地域の高齢者の生活もサポート、住み慣れた地域で安心して住み続けられる「地域包括ケアシステム」の拠点を目指す。
開設時期は、2015年2月を予定。