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名古屋の分譲戸建でキッチンメーカーとコラボしたモデルハウス/近鉄不動産

トーヨーキッチンがコーディネートしたモデルハウスのキッチン

 近鉄不動産(株)は3日、名古屋市内で進めている戸建分譲に、システムキッチンメーカーの(株)トーヨーキッチンスタイル(名古屋市名東区、代表取締役社長:渡辺孝雄氏)とコラボレーションした新モデルハウスをオープンした。

 同モデルハウスは、都市型戸建分譲住宅「ローレルフォーチュン名東文教台」(名古屋市名東区、総戸数27戸)の1区画に建設。トーヨーキッチンが全国で初めてキッチンだけでなくLDKのインテリアをトータルコーディネートした。家族の核となるキッチンに、カウンターテーブル機能を備え、食を通じて家族やゲストと交流する上質な空間を目指した。カラーはブラック、シルバー、鏡面ホワイトを基調とし、カットガラスを使ったシャンデリアとの組み合わせにより、贅沢な空間を構成している。

 「ローレルフォーチュン名東文教台」は、同ブランド初の名古屋市内でのプロジェクト。総開発面積約4,400平方メートル、平均区画面積145平方メートルを確保したゆとりある敷地計画が特徴で、全戸に2台分の駐車場を設けている。北側街区と南側街区をずらして配置することで、北側区画に対する採光・通風性を高めた。

 各区画に関しては、門柱など外構の主要部分にオリジナルデザインのアイテムを採用。自然素材を使うことで、年月の経過による味わいの深まりを演出している。

 地下鉄東山線「上社」駅徒歩14分。敷地面積140.13~159.68平方メートル、住戸延床面積107.79~123.33平方メートル。間取りは3LDK、4LDK。発売済みの1期10戸の価格は5,890万~9,450万円。2015年1月下旬に発売予定の2期7戸については価格未定。

 2期分譲では、コラボレーションを記念した限定キャンペーン住宅を販売。購入者の好みに合わせてキッチン本体、付属品などをグレードアップできるセレクトキッチンシステムを導入し、標準仕様からの差額分のみで仕様変更できるようにした。標準仕様でも、無償で面材やキッチン高を変更できる。


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