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練馬区の分譲マンション・サ付き住宅が、東京都の整備事業に /NTT都市開発

 NTT都市開発(株)は4日、東京都の「一般住宅を併設したサービス付き高齢者向け住宅(サ付き住宅)整備事業」の第II期事業者に選定されたと発表した。

 「練馬関町つなぐTOWNプロジェクト」につき決定したもので、サ付き住宅に定期借地権付きマンションを併設。分譲マンション購入者が将来の高齢化に備える、親との近居を可能にするなど、多世代永住の新たな形を提案している。レストランや屋上庭園など屋内外に多様な交流スペースを設置し、交流イベントの運営や介護サービスを提供する。

 東京都は、高齢者が安心して生きがいを持ち、住み続けられる住宅のモデル事業として、設計費、整備費の補助を行ない、有効性を検証する。

 プロジェクトの全体開発面積は6,324.04平方メートル。分譲マンション「(仮称)ウェリス練馬関町」(東京都練馬区、総戸数78戸)は、鉄筋コンクリート造地上6階建て、建築面積1,770.40平方メートル。サ付き住宅「(仮称)ウェリス オリーブ練馬関町」(総戸数72戸)は、鉄筋コンクリート造地上4階建て、建築面積1,241.14平方メートル。西武新宿線「武蔵関」駅より徒歩12分。併設事業所はデイサービス、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所。

 竣工は2016年夏頃の予定。


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