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首都圏中古マンション成約件数、8ヵ月連続減。単価は上昇継続/東日本レインズ

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける、2014年11月度の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,830件(前年同月比9.3%減)と、減少率はやや縮小したものの、8ヵ月連続の減少。都県別では、東京都1,431件(同7.1%減)、埼玉県340件(同11.7%減)、千葉県353件(同8.8%減)、神奈川県706件(同12.6%減)と、いずれも減少した。東京都は8ヵ月連続の減少。埼玉県や神奈川県は2ヵ月連続で2ケタ減。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は44万1,500円(同7.1%増)と、23ヵ月連続で上昇。平均成約価格は2,808万円(同5.6%増)となった。新規登録件数は1万3,766件(同1.7%増)と、3ヵ月ぶりに増加。在庫件数は3万4,283件(同5.3%減)と、22ヵ月連続で減少した。

 また、中古戸建ての成約件数は956件(同0.1%減)と、10ヵ月連続の減少ながらほぼ横ばい。平均成約価格は2,958万円(同3.8%増)と、2ヵ月ぶりの上昇となった。


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