日本ハウズイング（株）はこのほど、2015年度上期を目標に、管理を受託しているマンション管理組合向けに、新たな支払いサービスを提供すると発表した。
新サービスでは、同社社内システム「ハウネット」と三井住友銀行が提供するWebサービスを用い、透明性の高い会計業務の実現と管理組合の利便性向上を図る。
このシステムを利用することで、支払いは、管理組合名義の口座から、管理組合を受益者とする信託口座を経て個々の支払い先に送金される流れとなり、管理組合が承認した事項のみ実行される。これにより、管理組合による銀行印の押印といった決裁にかかる日数を削減し、出金伝票の紛失防止等にもつなげる。
また、Web上での管理組合による支払い内容や状況の確認が可能となり、利便性や会計の透明性の向上にも貢献する。