(独)都市再生機構(UR都市機構)は、昨年度から東京都内の団地で行なっている「ヤギを活用した除草手法」(以下、ヤギ除草)を、今年度より全国各所で実施する。
ヤギ除草は、緑地やUR管理地等に繁茂する雑草を人が機械で草を刈る代わりに、ヤギに草を食べてもらい、きれいにする除草工法。草刈り機の燃料を使わないことや、焼却処分しないことによりCO2排出量の削減ができることから、環境に優しいエコな除草主要として注目されている。
また、愛らしいヤギが身近にいることにより、住民に癒しや安らぎを与え、アニマルセラピー効果やコミュニティ活性化にも期待されている。
現在は、西日本支社管内の「西宮名塩ニュータウン」(兵庫県西宮市)にて、「地域で見守るヤギ除草」を自治会の協力を得て試行的に実施。16日には近隣の東山台幼稚園園児によるヤギ見学会を開催する予定。