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消費増税などで打撃。売上高12%減に/ファースト住建14年10月期決算

 ファースト住建(株)は12日、2014年10月期決算を発表した。

 当期(13年11月1日~14年10月31日)は単体売上高423億8,900万円(前年同期比12.9%減)、営業利益36億6,700万円(同28.4%減)、経常利益35億5,300万円(同29.1%減)、当期純利益22億円(同27.8%減)。

 主力の戸建事業では、分譲の事業エリア拡大を狙って期中に2支店を開設。しかし、住宅需要の落ち込みや職人不足によって消費増税前に十分な完成棟数を確保できなかったことが響き、販売棟数は1,676戸(同8.4%減)となった。請負事業も販売棟数が70棟(同5.4%減)となり、両事業を併せた戸建事業全体の売上高は420億900万円(同9.6%減)、セグメント利益43億6,500万円(同21.2%減)となった。

 なお次期については、単体売上高441億9,000万円、営業利益37億9,000万円、経常利益36億7,000万円、当期純利益23億3,000万円を見込む。


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