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千葉・八千代の物流センターのOBRが完了/JLF

再開発後の「八千代物流センター」外観

 日本ロジスティクスファンド投資法人(JFL)は15日、「八千代物流センター」(千葉県八千代市)の再開発事業が完了したと発表した。2013年4月から、JREIT初の全面的な「OBR(投資法人自らが行なう保有物件の再開発)」として実施、今回引き渡しを受けたもの。

 同事業により、総賃貸可能面積は5万6,882.98平方メートル(再開発前:1万7,689.95平方メートル)と大きく拡大。外部への利益流出を避け、資産価値を最大化したことで、含み益は18億7,900万円(含み益率22.9%)、想定NOI利回りは6.7%となる。

 満室稼働時には、1口当たり分配金が165円上昇する見込み。テナントは、TOTO(株)および(株)日立物流と長期契約を締結している。事業完了後の同投資法人のポートフォリオは、37物件・取得価格ベースで2,029億2,500万円となる。


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