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台湾での初プロジェクト、商業ゾーンが開業/三菱地所

今回オープンした「CITYLINK南港駅」のエントランスイメージ
南港駅上での複合開発の全体完成予想図

 三菱地所(株)は19日、台湾・台北市での複合開発プロジェクトの商業ゾーンをグランドオープンした。同社グループとして初の台湾での開発事業となる。

 同プロジェクトは台湾で紡績業や建設・開発業、保険事業等を展開するルンテックスディベロプメント社との共同事業で、台北駅の東約10kmにある南港エリアのターミナル駅上にオフィス・商業・ホテルの複合施設を開発するもの。敷地面積6万7,230平方メートルに4棟の高層ビルを建設。オフィス棟・ホテル棟は各地上30階建て、商業施設棟・駐車場棟は各地上14階建て。全体の延床面積19万6,790平方メートルとなる。

 今回オープンしたのはそのうちの商業ゾーン「CITYLINK南港駅」。オフィス棟や周辺のワーカーやファミリーをターゲットに、台湾初出店のテナントなどを誘致した。日系テナントとして「ユニクロ」も入居する。全140店舗、店舗面積5万2,400平方メートルとなる。

 オフィス、ホテル、駐車場については2015年10月の営業開始を予定する。


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