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プレハブ住宅販売戸数、2期連続で増加/プレハブ建築協会調査

 (一社)プレハブ建築協会はこのほど、2014年度上半期「プレハブ住宅販売戸数調査報告」結果を発表した。51社を対象に実施、回答率は100%だった。

 同期(14年4月~9月)のプレハブ住宅の販売(完工)戸数は7万2,906戸(前年度比6.9%増)。上半期では2期連続の増加となり、全着工新設住宅に占めるプレハブ住宅の割合も16.5%(前年同期:13.7%)と拡大した。

 建て方別では、一戸建て住宅は2万9,976戸(同9.5%減)と、上半期では4期連続増加から減少に転じた。階層別内訳では、低層(1~2階)が2万6,824戸(同11.8%減)と減少したが、中層(主に3期建て)は3,152戸(同5.6%増)と5期連続の増加となった。共同建てでは、4万2,930戸(同22.3%増)と3上半期連続の増加。階層別にみると、低層が2万5,720戸(19.1%増)と3上半期連続で増加。中高層も1万7,210戸(同27.5%増)と3上半期連続で増加した。

 構造別では、木質系住宅が8,385戸(同6%減)で4期連続の増加から減少に転じた。鉄鋼系は6万3,088戸(同10.1%増)、コンクリート系は、1,433戸(同28.6%減)と2期連続で減少した。

 地域別の販売総戸数では、総数では中部が1万2,550戸(同3.3%減)が減少したが、他の7地域では増加。増加率が最も高いのは関東の3万3,347戸(同13.5%増)。次いで、四国1,593戸(同11.5%増)、近畿1万659戸(同6.5%増)となった。


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