東急リバブル(株)は26日、タブレット端末を使用した「住宅ローン事前申込システム」の運用を、2015年1月以降に開始すると発表した。
凸版印刷(株)が開発したペーパーレス申し込システム「Smart Entry Tab」をタブレット端末専用のアプリとして、住宅ローンの事前審査に申込みに活用するもの。凸版印刷、(株)三菱東京UFJ銀行、三井住友信託銀行(株)、ソニー銀行(株)、三菱UFJ信託銀行(株)と共に運用する。
13年より三菱東京UFJ銀行への住宅ローン事前審査申し込みを対象に13店舗にて試行したところ、利用した約半数の顧客から操作性の確認や評価が得られたことから、本格運用を決定した。
専用申込用紙への手書き記入に比べて顧客の負担軽減となるほか、審査スピードの向上、情報セキュリティ強化が図れる。また運転免許証や名刺などの読み取り機能によって、該当項目の自動入力がなされ、複数銀行への審査依頼が可能となることから、顧客の手間を大幅に削減できるという。
15年度末までに、全国のリテール売買店舗に導入していく予定。