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リノヴェックスマンション販売増も価格減等で減収減益/インテリックス15年5月期第2四半期決算

 (株)インテリックスは13日、2015年5月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年6月1日~11月30日)連結経営成績は、売上高124億6,800万円(前年同期比6.8%減)、営業利益3億9,900万円(同42.6%減)、経常利益2億6,900万円(同48.1%減)、当期純利益1億8,400万円(同46.2%減)となった。

 中古マンション再生流通事業は、リノヴェックスマンションの販売件数が538件と前年同期を5件上回ったものの、地方展開の拡がりと共に平均販売価格が2,111万円(同2.4%減)で、物件販売の売上高は113億6,200万円(同1.5%減)となった。また、マンションによる賃貸収入売上は9,200万円(同16.8%減)、その他収入売上が4,800万円(同267.7%増)に。その結果、売上高は115億300万円(同1.4%減)となった。
 利益面は、前期のリノヴェックスマンション販売が好調だった反動と、消費税増税の影響で買い需要が弱含みで推移し、粗利益率が12.3%と前年同期に比べ1.7ポイント低下したこと等により、営業利益は4億3,800万円(同40.2%減)を計上した。

 その他不動産事業は、レジデンス物件の売却があったものの、前年同期のような規模のオフィスビルの売却がなかったため、物件販売による売上高は4億3,000万円(同64.0%減)。また、その他不動産による賃貸収入売上は2億1,100万円(同0.1%減)、その他収入売上は、リノベーション内装請負事業等により3億2,200万円(同5.3%増)となった。その結果、売上高は9億6,500万円(同43.7%減)、営業利益は1億6,000万円(同2.7%増)。

 通期予想は、前回発表時と変更なく、売上高272億5,900万円、営業利益12億1,500万円、経常利益8億7,000万円、当期純利益5億5,700万円を見込む。


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