賃貸マンション建設を手掛ける大成ユーレック（株）は、住戸プランバリエーションとしてコンセプトプラン「エクラ」と「ドゥース」を発表した。いずれも、女性の視点・発想を生かしたプランで、1人暮らし向けが「エクラ」、子育てファミリー向けが「ドゥース」となる。
開発にあたり、入居者ターゲットと同じ立場にある女性社員によるワーキンググループを結成。コンセプトづくりからプランニング、リーフレット作成まで行なった。今後のプロモーション活動も同ワーキンググループが担っていく。
1人暮らし向けの「エクラ」は、ゆったり過ごせるリビングルームを確保した1Kプランやペニンシュラタイプのオープンキッチンを設けた1LDKタイプなどを用意。限られたスペースで癒される空間を目指した。
子育てファミリー向けの「ドゥース」は、従来2LDKを提案していた55平方メートルのプランを1LDKとして、65平方メートルのプランを2LDKとして設計した。限られた面積で広いリビングと収納、大きな浴室などを提案する。
2月には施工した賃貸マンション（東京都練馬区）の2室を借り上げ、モデルルームを開設。賃貸マンションにありがちな画一的なプランニングから脱却することで、入居者満足をアップして受注拡大を図っていく。受注目標は年間500棟を計画している。