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太陽光発電「接続検討」の影響で大幅減益減収/ウエストHD15年8月期第1四半期決算

 (株)ウエストホールディングスは14日、2015年8月期第1四半期決算を発表した。

 当期(14年9月1日~11月30日)の連結売上高は84億8,900万円(前年同期比27.3%減)、営業利益2億9,500万円(同75.7%減)、経常利益4,700万円(同95.8%減)、当期純損失6,000万円(前年同期:当期純利益6億円)。

 主力のグリーンエネルギー事業は、地域に密着したパートナー戦略を展開し、全国40行の金融機関、20社の大手税理士法人事務所、180社の工務店と提携し、事業拡大を推進。しかし、電力会社の接続検討の影響を受け、一部プロジェクトに遅延が生じ、売上高84億7,600万円(前年同期比26.4%減)、営業利益4億8,400万円(同66.9%減)となった。

 エコリフォーム事業も、省エネ機器設置・設備リフォームなどのニーズに対応した商品開発・選定に注力したが、売上高1,100万円(同92.8%減)、営業利益39万円(同95.6%減)にとどまった。

 通期では、連結売上高685億6,200万円、営業利益100億7,600万円、経常利益97億2,800万円、当期純利益61億2,800万円を見込む。


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