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平成26年度木造建築技術先導事業、第2回は3プロジェクトを採択/国交省

 国土交通省は19日、「平成26年度木造建築技術先導事業」(第2回募集)において、採択プロジェクトの決定を発表した。

 再生可能な循環資源である木材を大量に使用する建築物の整備によって低炭素社会の実現に貢献するため、先導的な設計・施工技術を導入する大規模木造建築物の建設に対し、その費用の一部を補助するもの。2014年10月24日~11月25日に公募したところ、7件の応募提案があり、そのうち3件を選定した。

 採択したプロジェクトは、「住友林業筑波研究所 新検証棟」(住友林業(株)筑波研究所)、「神奈川大学 横浜キャンパス 国際センター」(学校法人神奈川大学)、「栄光学園70周年事業 校舎建設計画」(学校法人栄光学園)。

 なお、16日付で同事業の追加募集を開始した。

 対象となるのは、一定の要件を満たす木造の実験棟の整備事業(既存施設の改修を含む)。応募期間は2月12日まで。学識経験者からなる木造建築技術先導事業評価委員会が評価を行ない、同評価結果を踏まえて、国交省が2015年3月頃に採択プロジェクトを決定する。
 
 詳細はホームページ参照。


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