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名鉄、賃貸業の子会社を合併

 名古屋鉄道(株)は19日、取締役会にて、4月1日を効力発生日に、同社完全子会社の不動産賃貸会社(株)メルサを存続会社として、同じく不動産賃貸業等を展開する(株)名鉄レジャックを吸収合併することを決議した。

 名鉄レジャックの資産保有事業を名古屋鉄道が簡易吸収分割により承継し、同分割の効力発生を条件に実施するもの。

 名駅地区において資産保有事業等を営む名鉄レジャックの組織再編を行なうことで、現在進捗中の「名鉄グループ中期経営計画~PLAN120~」に掲げる重点テーマ「名駅再開発に向けた成長戦略の構築」の一環として、名駅再開発事業を効率的に推進する体制を整備する。加えて同じく重点テーマである「グループ経営の強化」を推進するため、全社的見地に立ったグループ資産の有効活用を図ることが目的。

 承継する事業は名鉄レジャックビルにかかる資産保有事業。賃貸収入は5億6,600万円。資産金額は15億1,300万円。
 合併後のメルサの所在地・代表者等に変更はない。


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