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「東急プラザ渋谷」50年の歴史を振り返るギャラリー/東急不動産

3月で閉館する「東急プラザ渋谷」
「東急プラザ渋谷タイムスリップギャラリー」テープカットの様子。中央はタレントのデヴィ夫人
1965年の同館開業から約50年の歴史と、渋谷の歴史を振り返ることができる写真やジオラマなどを展示している

 東急不動産(株)は22日、再開発のため3月22日に閉館する複合商業施設「東急プラザ渋谷」(東京都渋谷区)に、「東急プラザ渋谷タイムスリップギャラリー」を開設。同日、オープニングセレモニーを行なった。

 同ギャラリーは、1965年の同館開業から約50年の歴史と、渋谷の歴史を、年代別に写真やジオラマで振り返るもの。「ディスコ文化」を牽引した渋谷の「サーファーディスコ」の再現も行なった。

 オープニングセレモニーで挨拶した、同館総支配人の森下潤一氏は「1965年の開業以来、渋谷西口のランドマークとして地域の人々や来場者に愛されてきた。開業以来のテナントも多く、閉館にあたっては多くのメッセージをいただいた。そうした方々と一緒に、思い出を懐かしんでもらえるようなギャラリーとした」と語った。

 また、スペシャルゲストとしてセレモニーに訪れたタレントのデヴィ夫人は「小さい頃、都電で渋谷に映画をよく観に来た。渋谷は活気ある流行の発信地で、若い人たちのエネルギーを感じる。これまではそのエネルギーに任せてまちが作られてきたが、再開発により若い人たちだけでなく、大人も楽しめるまちになってほしい」と感想を述べた。

 同館閉館後は、隣接地域と共に「道玄坂一丁目駅前地区再開発」が始動。高層複合ビルが、2018年度に完成する予定。


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