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キャピタルメディカと資本・業務提携。初となる病院開発も/ヒューリック

「新札幌豊和会病院」外観イメージ

 ヒューリック(株)は29日、(株)キャピタルメディカ(東京都港区、代表者:古川 淳氏)と資本・業務提携契約を締結し、同社の発行済株式総数の約3%の出資が完了したと発表した。

 キャピタルメディカは、病院に対する経営コンサルティング業務や医事サポート、医療材料・医療機器の調達など、病院経営支援に強みを持ち、現在国内18病院および7クリニックの運営支援、10高齢者住宅の運営(開設予定を含む)等を実施している。

 今回の資本・業務提携により、不動産関連ビジネスとヘルスケア関連ビジネスを融合、両者の企業価値向上を目指す。
 
 なお、ヒューリックは医療法人向けCRE事業としてキャピタルメディカとの協業で、新札幌豊和会病院(札幌市厚別区、病床数105床)の開発・保有を決定。

 同案件は、キャピタルメディカが支援を行なう医療法人向けに同社が新病棟を開発・保有するもので、竣工3~5年後の病院運営安定後に売却する。鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建て、竣工は3月30日の予定。


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