積水化学工業(株)は29日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~1月31日)は連結売上高8,119億6,900万円(前年同期比1.2%増)、営業利益578億7,600万円(同5.9%増)、経常利益656億1,700万円(同12.6%増)、当期純利益438億8,400万円(同30.6%増)。第3四半期としては各数値とも過去最高となった。
住宅カンパニーについては、売上高3,591億円(同1.6%減)、営業利益260億円(同10.2%減)と減収減益。消費増税の反動減による新築住宅の受注・販売が低調に推移したことが主な要因と考えられる。下期に入ってから受注は改善の兆しが見えるものの、様子見を決め込むユーザーが多く、当四半期末時点では受注棟数が前年同期比13%減と低調推移が続いている。
全体の通期業績については連結売上高1兆1,290億円、営業利益890億円、経常利益910億円、当期純利益530億円を見込む。