不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

住宅・不動産セグメントは市場低迷により減収減益/LIXIL15年3月期第3四半期決算

 (株)LIXILグループは2日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~12月31日)は、連結売上高1兆2,208億1,200万円(前年同期比5.1%増)、営業利益341億6,200万円(同32.9%減)、経常利益340億900万円(同39.4%減)、当期純利益198億1,300万円(同46.3%減)であった。

 金属製建材事業は、持家住宅着工が不振だったことから、売上高3,655億3,200万円(同1.5%減)、資材価格高騰などによるコストアップもあって営業利益は253億3,600万円(同18.7%減)に。水回り設備事業は、雪害影響による供給制約とその対応費用が発生したこと、先行投資負担等があったことなどから、売上高2,507億600万円(同4.6%減)、営業利益131億700万円(同35.1%減)。住宅・不動産他事業は、住宅投資低迷のあおりを受け、売上高440億9,800万円(同6.7%減)、営業利益32億900万円(同31.2%減)であった。

 通期は、連結売上高1兆6,600億~1兆6,750億円、営業利益530億~600億円、経常利益530~600億円、当期純利益245億~310億円を見込む。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら