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建設事業や管理事業の好調で増収/日神不動産15年3月期第3四半期決算

 日神不動産(株)は2日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~12月31日)の連結売上高は436億3,100万円(前年同期比6.5%増)、営業利益20億1,100万円(同2.6%減)、経常利益19億6,600万円(同0.5%減)、当期純利益16億200万円(同4.6%減)。建設工事受注の増加や管理会社の大規模修繕工事の増加が寄与して増収。

 不動産事業は、引き渡し戸数は400戸(同2.9%減)だったが、オフィスビル等の売却が3棟(26億5,100万円)あったことにより、セグメント売上高は156億9,600万円(同4.9%増)と増加。セグメント利益4億7,700万円(同31.4%減)となった。

 建設事業は、完成物件の引き渡しは第4四半期に集中しているため、セグメント売上高は224億3,500万円(同6.6%減)となったが、建築資材費や人件費の上昇を上回る選別受注でセグメント利益は8億6,800万円(同20.4%増)となった。

 なお通期については、売上高637億円、営業利益36億円、経常利益35億円、当期純利益30億円を見込む。


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